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総社(そうしゃ)とは?

専門用語集

総社そうしゃとはなんでしょう?

 

詳細を解説します。

 

総社(そうしゃ)とは?

総社そうしゃ・すべやしろは、
いくつかの神社の祭神を
1か所にまとめて祭った神社
を言います。

 

そして、律令制度における
国のなかにある全ての神社の祭神を
勧請し合祀した神社を起源にしています。

 

国司の役割

律令制度では、
地方国単位で統治しました。

 

朝廷から国司が派遣され、
朝廷と地方豪族との間の交渉が行われた
のです。

 

国司の仕事の一つに租税がありました。
天皇が豊作を祈願した稲籾いなもみ幣帛へいはくとして
地方豪族に与え、
地方豪族は有力神社の祭祀を通して
幣帛の稲籾を地域共同体に配りました。

 

地域共同体では、
種籾に幣帛の稲籾を混ぜて田植えをおこない、
豊かな収穫を得ると、
豊作は天皇の祈願によるものと考え、
祈願のお礼に初穂の一部を税として献上
したのです。

 

このように神社単位で租税が行われていたので、
国司は任国こんごくに赴任後、
国内にある有力神社に参拝しました。

 

これを国司神拝こくししんぱいといいます。

 

国司神拝を通して、
国司は任国の租税対象を管理していたのです。

 

国司神拝の軽減

当サイトの一宮神社でも
触れましたが、
地方の国で最も社格の高い神社を一宮に制定しましたが、

 

社格の順に二宮三宮などが付け加えられていきました。

 

国司は、これらの有力神社すべてを
定期的に参拝しなければならなかった
のです。

 

参拝作業を軽減するため、
国司は国内の有力神社の祭神を一か所に集め、
総社を建立し、
ここを参拝することで、
一括して任国すべての祭神を参拝した
のです。

 

荘園の発達

平安時代鎌倉時代では、
有力な神社寺院荘園しょうえんを持っていました。

 

貴族たちは、荘園に自分の領地を寄進しました。
寄進された土地に神社があった場合、
総社に祭神勧請・合祀
しました。

 

こうすることで、地域内での分裂を避けたのです。

 

やがて、総社は地域の精神的な拠り所
なっていきました。

 

新興の武士団は、
総社を守護神氏神とすることもありました。

 

岡山県総社市
群馬県前橋市総社町など地名になっている場所もあります。

 

二宮、三宮・・・

話はそれますが、
総社を説明したついでに、
二宮、三宮・・・とぞろぞろある理由を説明します。

 

 和泉国には、5宮まであります。

和泉国では、和泉五社いずみごしゃ
巡礼する制度が、奈良時代716年)に制定され、
この制度では

  • 大鳥大社
  • 泉穴師神社
  • 聖神社
  • 積川神社
  • 日根神社

の順に巡礼することが決まっていました。
そこで、この順に一宮から五宮になりました。

 

 相模国には、5宮まであります。

相模国には相模五社があります。
相模五社では、
毎年5月5日に大磯町国府本郷の神揃山かみそろいやまで行われる
国府祭こうのまちに神輿をだして
参加します。

また、この五社に総社を加えて
参拝巡りすることを相模国六社巡りと言います。

このように、国府祭があるから5宮まであるのです。

 

 上野国には、9宮まであります。

延喜式神名帳』には、
上野国大社3社
小社9社合計12社が記載されました。

 

また、神道集上野国九箇所大明神事
加澤記善導寺振舞之事附開山物語之事には、
有力な9社の神社が記載されています。

 

これらのことから、
祭祀はバラバラに行われており、
地域共同体がたくさんあったものと推定されています。

 

 武蔵国には、6宮まであります。

武州六社という有力神社があったためです。

 

 伊豆国には、4宮まであります。

三嶋大社が一宮です。

 

しかし、元ツ神という地主神を祀っていた若宮
富士の浅間神社せんけんじんじゃ
二宮争いが激しく、
これに追従し廣瀬神社があり、
日隅神社を五宮とする説もあります。

 

富士が近く、かつ島が多い地域性によるのでしょう。

 

 周防国には、5宮まであります。

1494年九州の戦陣から帰った
領主の大内義興が国内の5社に
戦勝報告をしたことに由来します。

 

このため、5社を周防五社と呼び、
周防五社参詣、周防五社詣などが行われています。

 

 播磨国には、4宮まであります。

播磨三大社はりまさんたいしゃ
いうものがあり、
これは延喜式神名帳に記載された式内社
最も格が高いと言われた名神大社の三社の総称です。

 

これに4宮白国神社が追従しています。

 

ややこしいことに神戸には
生田裔神八社いくたえいしんはちしゃ
いうものがあり、
生田神社を囲むように8社の神社が点在しています。

 

つまり、神戸市内には8宮まであるのです。
神戸港守護神となり、厄除八社と呼ばれ、
八宮巡りと称して順に巡ると厄除けになります。

 

二宮以下は国司制度が出来た頃に
発生したわけではありません。

 

一宮ができると、
一宮に対抗して長い時間をかけて
神社の順位付けがされていった結果、
生成した物もあります。

 

また、一宮ができる以前から、
国内に有力な神社が複数あった場合もあります。
ややこしいですね。

 

きゅろ

このブログの管理人、きゅろです。
スピリチュアルなことが大好きで、
小学生のやんちゃな娘と
私にとってのメンターで
がんばり屋な主人と
暮らす主婦です(*^^*)

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