スポンサーリンク

神体(しんたい)とは?

スポンサーリンク

神体(しんたい)とはなんでしょう?
  

詳細を解説します。
  

 

神体(しんたい)とは?

神道では、
神体に神様が宿っていると考え、
神体に対し参拝
を行います。
  

  • 神代(かみしろ)
  • 神奈備(かんなび)
  • 御霊代(みたましろ)
  • 依り代(よりしろ)

など神体と混同してしまう単語がたくさんあります。
神体とは、いったい何なのでしょうか。
  

常世国

古代人は、
人が死ぬと風葬水葬で葬りました。
  
風葬で死んだ人の霊魂は山を登り、
山の上にある常世国に。

水葬で死んだ霊魂は海に至り、
海の中にある常世国に、
それぞれ行きます。
  

つまり、

常世国とは、
死んだ人の霊魂が集まる場所
なのです。
  

そして、常世国で、
死んだ人が集まり、一つの魂の集団を形成し、
子孫を守った
のです。
  

この常世国が、
古神道でいう神様なのです。
  
山の上の常世国は山の神に、
海の常世国は海の神(水の神)になりました。
  

人の霊だけが
常世国に行ったわけではありません。

  
食料となった植物
役に立った道具に宿った霊魂も
常世国に行ったのです。
  
こうして、ありとあらゆるものに
霊魂が宿り、
神様になると信じていた
わけです。
  

磐座(いわくら)・神籬(ひもろぎ)・マレビト

山の常世国である山の神は、
山そのものが神体でした。

人々は、山を拝むことで山の神に参拝しました。
このような参拝対象になった山を神奈備(かむなび:神体山)と言います。
  

やがて、神様は天、
すなわち常世国に居ると信じられるようになり、
神様は天から神奈備山に降りると
考えられる
ようになりました。
  
山の中にある奇妙な形をした岩や
恵みを与えてくれる川の水源に降り立つと
考えられたのです。
  
こうして、水源を守る大きな
などが神聖視されるようになりました。
これを磐座(いわくら)、神籬(ひもろぎ)といいます。
  

海の常世国からも神様が来て、
奇妙な形をした岩などに宿ると考えられました。
  
また、海から現れた者を
神様の化身と考えるマレビト信仰も発生しました。
  

古代人は、海や山から神様が来ると信じ、
岩や木などに神様が宿ると信じていた
のです。
  

御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)

農耕が始まると、
農業をおこなう春から秋にかけて、
集落の近くに神様が現れ、
集落近くの岩や木などに神様が宿ると信じました。
  

仏教が伝来し、
その影響で神社が建てられるようになると、
神社には神様が宿る木や岩の代わりに御霊代(みたましろ)、
依り代(よりしろ)が置かれました。

これらに神様が宿ると信じられたのです。
  

社殿の中に置かれている
などが一般的です。
  
このようにして、
神社が祭祀の中心になった
神社神道では、
神様は御霊代、依り代と同一視されたのです。
  

御幣・神輿

お祭りの時、
神輿に乗って神様が集落を回ります。
  
このとき神輿に、
依り代となる御幣(ごへい)が乗せられています。
御幣とは一時的な神様が宿る神聖な物なのです。
  

まとめ

神道では、山や海そのものが神体でした。
  

やがて、山の中にある岩や木、
滝、海辺にある岩などが
神体と見なされるようになりました。

これらの物に神様が宿ったからです。
  

さらに神社が建てられると、
鏡や御幣に神様が宿るとして、
これらの物を神体としたのです。
  

今でも、山登りをしないと
参拝できない神社があります。

このような神社は、
神様となっている山を直接登っているわけです。
  

 

コメント