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式内社(しきないしゃ)とは?

式内社(しきないしゃ)とはなんでしょう?


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式内社は、延喜式(えんぎしき:平安時代に編纂された格式の事)の
リストに掲載され、
祈年祭(きねんさい:豊作を祈る神事の事)に
帛(へいはく:神道の祭祀における供物)を頂いていた神社の事です。

詳細を解説しますね。

 

式内社(しきないしゃ)とは?

朝廷政府の保護を受けていた神社を
官社(かんしゃ)といい、
官社のなかで、927年に施行された
平安時代延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)の
九、十巻に掲載された官社を式内社(しきないしゃ)といいます。
  
平安時代に朝廷が保護すると
指定した神社のリストは、
政治色が強く反映
されています。
  
平安時代に存在したけれども、
延喜式神名帳に記載されていない神社を
式外社(しきげしゃ)といいます。
  
式外社には、以下のものがあります。
  

式外社

  • 朝廷の勢力範囲外の神社
  • 熊野那智大社など独自の勢力を持った神社
  • 神仏習合により仏を祀る寺になった神社
  • 石清水八幡宮など僧侶が管理した神社
  • 正式な社殿がなかった神社

式内社の分類

式内社は、

  • 官弊社(かんぺいしゃ)と
  • 国弊社(こくへいしゃ)
  • 大社(たいしゃ)と
  • 小社(しょうしゃ)

  

に分けられます。
  
官幣社と国幣社について説明します。
  

官社は、毎年2月におこなわれる祈年祭で、
神祇官(じんぎかん)から
幣帛(へいはく)を受ける神社のことです。
  
幣帛とは、朝廷から神様への捧げもので、
現代で言えば、玉串料(たまぐしりょう)などに相当する物です。
  
当時は、織物である布帛(ふはく)、
衣服、武具、神酒、
神に供える酒食(しゅし)である神饌(しんせん)などが
幣帛として配布され、
各式内社の祝部(ほうりべ)が、
神祇官に行き、
これを受け取っていました。
  
ここで、祝部は部民制度の中の一つの役職であり、
祭祀をおこなう人々
です。
  

798年、神祇官の管轄にあり、
神祇官から幣帛を受ける官幣社と、
国司の管轄にあり、
国司から幣帛を受ける国幣社とに分けられました。
  
こうして、式内社は、
573社の官幣社と2288社の国幣社になりました。
  
遠方の神社だと、
祝部の上京が困難なため
国幣社が設けられた
と考えられています。
  
が、遠方でも重要な神社は官幣社とされ、
神祇官が幣帛を献上しに行きました。
  

式内社の重要度や神社の
影響力である社勢の大小により、
大社小社に分けられました。
  
当然、小社より大社の方が、
高価な幣帛を頂き
ます。
  

結果として、
官幣社・国幣社と大社・小社は、
すべての式内社について定められ、

官幣大社、官幣小社、
国弊大社、国弊小社の4つに分類されました。
  
これらの分類により、
管轄が朝廷なのか、国司なのか、
どれだけの物資を援助すればいいのかが決められたのです。
  

神社検定の教科書には、

例えば、
『廣田神社は、「延喜式」では、
名神大社に列せられ、
月次、相嘗、新嘗、祈雨の奉幣にあずかりました。』、

『丹生川上神社は、名神大社に列せられ、
月次、新嘗の奉幣にあずかりました。』

などと書かれています。

これは式内社の中に、
祈年祭以外でも
幣帛を受けていた神社があった
ことを示しています。
  

祈年祭以外の幣帛は、
神社検定の教科書に記されているように、
神社の格式(社格)を表しています。
  
ここでは、式内社の中の社格のうち、
名神大社、月次、相嘗、新嘗について説明します。
  

祈雨は名神祭と重複するので省略します。
  

名神大社は、
特に霊験あらたかな名神を祀る、
臨時の祭りの名神祭(みょうじんさい)が行われる神社で、
名神祭に幣帛を受けました。
  

  • 月次 ・・・6月と12月の年2回行われる
          月次祭(つきなみのまつり)で幣帛を受けていること
  • 相嘗・・・ 新嘗祭(にいなめさい)に先立ち
          新穀を供える祭である相嘗祭(あいなめさい)で幣帛を受けていること
  • 新嘗・・・ 毎年11月に行われる
          1年の収穫を祝う祭である新嘗祭に幣帛を受けていること

  

まとめると、
式内社は、延喜式のリストに掲載され、
祈年祭に幣帛を頂いていた神社の事
を言います。
  
神祇官と国司のように幣帛を配布する役人により、
また配布される幣帛の価値により、
官幣大社、官幣小社、
国弊大社、国弊小社の4つに分類
されました。
  
また、祈年祭以外でも、
幣帛を頂いていた式内社があり、
名神大、月次、相嘗、新嘗のように
格式の一部として記されています。

 

きゅろ

このブログの管理人、きゅろです。
スピリチュアルなことが大好きで、
小学生のやんちゃな娘と
私にとってのメンターで
がんばり屋な主人と
暮らす主婦です(*^^*)

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