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神楽(かぐら)とは?

神楽(かぐら)とはなんでしょう?
  

もともとは
神のお告げを受けるため、
女性シャーマンに神が乗り移った際、

舞われた踊りが起源になっているのです。

詳細を解説しますね。
  
 

神楽(かぐら)とは?

神楽とは、
神様に奉納するために舞う踊りの事を言います。
神楽によって鎮魂(たましずめ)、
魂振(たまふり)を行う訳です。
  

まずは鎮魂と魂振について説明しましょう。
  

鎮魂と魂振

神道では、人の魂は軽く不安定なものとされています。
驚いたりした拍子に消えてしまうようなものなのです。
  

驚くことを「たまげる」とも言いますが、
漢字で魂消ると書けるんです。
鎮魂は、不安定な魂を落ち着かせ、
人の体内に止めておくこと
を言います。
  

このように鎮魂は、人の魂を鎮める事でしたが、
現在では死者の魂や霊を鎮める事と理解されているのです。
  

魂振は、神楽で刀や鈴を振ったり、
衰弱した魂を、揺さぶり、魂に付着した穢れを振り落し、
活力のある魂へと蘇生・復活させること
を言います。
  

そもそも神楽とは、どのようにして始められたのでしょうか。
  

神楽の起源

神輿は、
神様からの神託を受ける時、
神がかりになるため女性のシャーマン(呪術者・巫女)が
神の前で舞った踊りが起源
とされています。
  
縄文時代の神道は
アニミズム(自然そのものに神がいるという考え)
であったと言われていますが、
弥生時代になりシャーマニズムが発達したとされています。
  
シャーマニズムについて
中国の道教の影響を主張する研究者も居ますが、詳細は不明です。
  
最も有名なシャーマンは、
魏志倭人伝に登場する卑弥呼です。
  
倭の国で鬼道を用いて衆を惑わしていたと記されています。
  

古事記に見る神楽

古事記では、
アマテラススサノオの乱暴に耐えかねて、
天の岩戸にこもってしまいます。

この「こもり」は、色々な意味があるのですが、
ここでは魂が衰弱したと理解しましょう。

アメノウズメが舞いを踊りました。

これを神楽の起源としている方もたくさんいます。
  

アメノウズメの舞は、
アマテラスを岩戸から誘き出す計画として
古事記に記されていますが、
  
神楽の目的から考えると上記のように理解することも出来るのです。
  

神楽の発展

平安時代に記された古語拾遺(こごしゅうい)には、

アメノウズメの子孫・猿女君(さるめのきみ)が
宮中で舞った鎮魂の儀を神楽と称しています

  
平安時代に、
神楽は巫女が神がかりになるための舞から
伝統芸能・祭祀で舞われる踊りへと大きく発展しました。

また、宮中で舞われる宮神楽
民間人による里神楽に分かれた
のもこの頃と言われています。
  

神楽の語源

神楽は、
採り物(とりもの)と呼ばれる
御幣(ごへい)、
笹、扇、剣などを持って踊られますが、
これらの物は神様が仮に宿る依り代になります。

こうして神楽の舞自体が神の座になるわけです。
  
この神の座のことを神座(かみくら)と呼ばれ、
これが神楽の語源
になっています。
  

里神楽の発展

里神楽はさらに発展し、
獅子舞が登場する全国の祭りの起源にもなっています。

さまざまな里神楽があるので、主な神楽を挙げてみます。
  

  • 巫女の神がかりの面影が残る巫女神楽
  • 八人の巫女により優雅に舞われる八乙女神楽
  • 能が組み合わされた出雲神楽
  • 獅子頭が舞う獅子神楽
  • 日本神話を題材にした岩見神楽
  • 鬼が出てくる湯立神楽

  

まとめ

神楽は女性のシャーマンが
神託を受けるため神がかりになる時、
舞われた踊りがルーツ
になっています。
  
この神楽の背景には、
鎮魂・魂振の思想があります。
  

これが神様の前で舞われる伝統芸能になりました。
  
神楽が宮中で舞い続けられている宮神楽、民間による里神楽があり、

里神楽は獅子舞などお祭りに欠かせない舞の起源にもなっています。
  

田楽や猿楽、能、狂言と混同しないように注意したいものですね。

 

きゅろ

このブログの管理人、きゅろです。
スピリチュアルなことが大好きで、
小学生のやんちゃな娘と
私にとってのメンターで
がんばり屋な主人と
暮らす主婦です(*^^*)

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