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山岳信仰(さんがくしんこう)とは?

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山岳信仰とはなんでしょう?

私たちは、大昔から、
自然現象を神格化する
考えがあり、

山や森林、川、海などに
神が居るとし、信じ続けてきました。

  
その中でも特に、目の前の
そびえる山々に神の力を強く
感じてきたんですね。
  
そんな山岳信仰について、
詳細を解説します。
 

山岳信仰とは?

山岳信仰とは自然崇拝のことであり、
その中でも山々に対して抱く信仰心のことを指します。
山岳の霊的な力を信じるようになったのは、
狩猟時代の民族が始まりとされているんです。
  

人知を超えた
圧倒的な自然の力を目の当たりにすることで、
畏敬・畏怖の念を感じた
当時の人たちを想像するのは難しくはありません。
  

山岳地帯を
生活の場としてきた民族にとって、
山岳信仰は当然のごとく広まった
一つの宗教の形態なのです。
  

山岳信仰と神社について

現代にも自然崇拝の名残りが残る日本は、
世界的に見ても珍しい国の一つです。
  
もともと農耕民族の日本人にとって、
山の恵みや自然のご褒美を受けとることは
当然のように感謝の念で受け止められます。
  

国土の90%近くが山岳地帯である日本において、
山岳は狩猟時代の生活にまざまざと根差しており、
  

山頂や麓に見られる数々の神社や寺院は、
水源の恵みや火山への危惧といった
当時の信仰の対象として建立されました。
  

明治以降の神仏習合によって寺院は姿を消すものの、

自然崇拝としての信仰は
神社の形態をとって残ったんですね。
  
登山や観光など山岳に縁が多い日本人にとって、

山中に残った神社は
古代から受け継がれる日本人の心の現れとなっているのです。
  

山岳信仰と修験道

外来の仏教(天台宗真言宗)や
日本の古神道と、

山岳信仰とが結びついて生まれたのが
修験道(しゅげんどう)という独自の宗教形態です。
  

平安時代に
役小角(えんのおづの) によって生まれた修験道は、

山から授かる霊力を民に授けていくことを
目的として創始されました。
  

なかでも栃木県にある日光山は、
関東屈指の修験道の霊場でした。
  

明治期の神仏分離によって
一度は禁じられた日光修験でしたが、

今では日光二荒神社(にっこうふたらさんじんじゃ)
・中禅寺(ちゅうぜんじ)・

日光山輪王寺(にっこうりんのうじ)の協力によって冬をのぞく
3シーズンで峰入りが実施されています。
  

霊山や大地のエネルギーを肌に感じられると、
今ではパワースポットとしても
日光は有名になりました。
  

日光の修験道

三峰五禅定(さんぶごぜんじょう)とは、
かつて日光修験道で行われていた峰行でした。
  

三峰とは春・夏・秋のシーズンを指し、
五禅定である五組の山伏たちが順番に入峰していきます。
山岳をめぐる修行は想像を絶する過酷さで、

死者やけが人も多く江戸期には縮小されていったといいます。
  
修験者である山伏の思いは、

ひとえに
霊山の力を広く民に授けていくことでした。
自然を崇拝する精神は、

世界的に見ると淘汰されていくかのような風潮があります。
  

それでもかつて山伏たちが抱いた思いは、

「思いやり」といった精神として日本人の
心に脈々と受け継がれているのです。
自然を崇拝する精神は、

世界的に見ると淘汰されていくかのような風潮があります。

それでもかつて山伏たちが抱いた思いは、
「思いやり」といった精神として
日本人の心に脈々と受け継がれているのです。

 

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