稲荷・お稲荷さんというと、
ちょっと特殊というか、
そんなに気軽に参拝できないような
特殊な神様というイメージが強いのですよね?




古事記や日本書紀などを見ると、
稲荷神というものは、
ちょっと、恐ろしい神様という印象がありますが、



実際はどうなのでしょう?

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稲荷(いなり)とは?



稲荷とは、本来は穀物・農業の神でしたが、
現在は産業全般の神として有名です。



呼ばれ方も様々で、
稲荷神(いなりしん・いなりのかみ)・お稲荷様
お稲荷さん稲荷大明神とも呼ばれて、
親しまれています。(⌒∇⌒)


稲荷神を祀っているのが、稲荷神社です。


総本営は京都の伏見稲荷大社になります。


現在は主祭神だけで2970社
境内社・合祀などで32,000社を超えます。


他にも屋敷・個人・企業で祀っているものまで含めると、

膨大な数になりますね。


この伏見稲荷大社の主祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)となっていますが、
「稲荷神」はこの神様と同一に見られることが多いようです。


「宇迦之御魂神」って、どんな神様?

ウカノミタマと、略させていただきます。



日本神話に登場する神様です。
「古事記」では上の漢字が使われていますが、
「日本書紀」では倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
と書かれています。

性別の記載はありませんが、女性のようです。
(⌒∇⌒)

また出生も、
古事記と日本書紀では違います。

 「古事記」では、
スサノオとカムオオイチヒメの子どもとして生まれています。
カムオオイチヒメは、スサノオの2番目の妻になります。

同じ母親から生まれたのが、
歳神で有名な兄の大年神(おおとしのかみ)であります。


では「日本書紀」ではどうでしょう?
日本書紀での両親はイザナギイザナミです。
夫婦が飢えて、
気力がないときに産まれたのがウカノミタマだというのです。




 だいぶ、違いますね。


もともと稲荷神って、どんな神様?

稲荷神は、711年に山城国稲荷山(伊奈利山とも)
に鎮座したと、伝えられています。


これは現在の「伏見稲荷大社」の場所です。



元々は京都一帯の豪族であった秦氏の氏神にあたります。


稲荷神社になぜ「狐」?

もともとは日本ではへの信仰が深く、
稲荷山も古くは
蛇神信仰の中心地だったそうです。


ところが時代が変わり平安時代、
今度は「狐を神使」とする信仰が広まります。


稲荷神と集合していたウカタノミタマの別名に、
御饌津神(みけつのかみ)」という名前があります。



そこからみけつのかみの当て字が

三狐神となってしまったのが、
発端だといわれています。


そこから稲荷神社では、
狐が神の使い眷属になりました。


実はこの話、続きがあります。


仏教の茶枳尼天(だきにてん)という神様が、
白狐に乗る天女で表されています。


そのため多くの稲荷神社では、
白狐になっています。


「茶枳尼天」って、どんな神様?

茶枳尼天は、実はあまり良い神様ではありません。



夜叉(やしゃ)です。

梵字では「ダーキニー」といい、
茶吉尼天吨枳尼天とも漢字で表記されます。


中国での仏典には
「天」が付いていないそうです。


起源のインドでは、
裸身で虚空を書け、人肉を食べる魔女

とも言われていますが、
詳しいことは分かっていません。


ヒンデゥー教・またはベンガルトラで
有名なベンガル地方の土着信仰から
仏教に入ったのではないかといわれています。


ヒンデゥー教ではシヴァの妻「カーリー」の眷属で、
カーリーに付きしたがって屍林をさまよい、
敵を殺し、その血を食らう女鬼・夜夜叉になっています。
(^^;


インド仏教でも人肉を食べるのが
「ダーキニー」だと書かれています。
しかし大日如来が化身した大黒天によって調伏され、


死者の心臓であれば食べることを許されたそうです。
大黒天は茶枳尼を仏道に帰依させ、

キリカクという真言と印を授けました。


これによって茶枳尼は自由自在の通力を有し、

6ヶ月前に人の死を知り、死ぬまではその人を加護しますが、
死直後に心臓を取って食べるといわれています。


人間の心臓には「人黄」という生命力の源があり、
これが茶枳尼の呪力の源となっていると言われています。



(^▽^;)

まとめ




もし「茶枳尼天を祀った稲荷神社」と縁があって、
通えなくなったら願解き(がんほどき)をしてください。



もう自分はこの神社に通うことができなくなりました。
卒業させていただきます。ありがとうございます




とごあいさつをしてください。

自分自身が前に進むためにも、
願解きをすると前向きになります。
稲荷神は、悪い神じゃありません。
この記事を読んでいただいたあなたに、

少しでも稲荷神の悪い誤解が解ければいいな!と思いました。



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