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神典(しんてん)とは?

神典(しんてん)とは?なんでしょう?
  

詳細を解説します。
  
 

神典(しんてん)とは?

神道(しんとう)はキリスト教の聖書や
イスラム教のコーラン、
仏教の経典のような聖典を持ちません。

しかし、神典と呼ばれる書籍が伝えられています。
  

神典には神々の事跡や神事が記されており、
ここに神道の本質が記載されています。

なお、神典は神道古書の略称であり、

  • 神道書
  • 新書
  • 神経
  • 皇典
  • 本書
  • 国典
  • 経典
  • 経典

とも称されています。
  

神典の種類

大倉精神文化研究所編「神典」には、

  • 古事記
  • 日本書紀
  • 古語拾遺(こごしゅうい)
  • 宣命(せんみょう)
  • 中臣寿詞(なかとみよごと)
  • 令義解(れいぎげ)
  • (りつ)
  • 延喜式(えんぎしき)
  • 神饌姓氏録(しんせんしょうじろく)
  • 古風土記(こふどき)
  • 万葉集

などが収録されています。
  

神道体系編纂会遍「神道体系」古典編には、

さらに

  • 先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)
  • 類聚三代格(るいじゅさんだいきゃく)
  • 海部氏系図(あまべしけいず)
  • 八幡愚童記(はちまんぐどうき)
  • 新撰亀相記(しんせんきそうき)
  • 高橋氏文(たかはしうじぶみ)
  • 天書(てんしょ)
  • 神別記(しんべつき)

が、
古典注釈篇には

  • 古事記
  • 日本書紀
  • 祝詞(のりと)
  • 宣命(せんみょう)
  • 延喜式神名帳
  • 中臣祓(なかとみのはらえ)

の注釈が収録されています。

また各神社社伝縁起も重要な神典です。
  

古事記と日本書紀

古事記は、日本最古の歴史書です。

天武天皇を受け、
和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し、
元明天皇に献上されました。
  

天皇家の事績(じせき)を
年次順に記した帝紀
神話・伝承を記した旧辞という書物が存在していましたが、
偽りも多かったので、
再調査・再編集したものです。
  

古事記成立から
8年後の養老4年(720年)に
日本書紀が完成しました。
  
日本書紀は、
中国の史書を手本としています。
  

古事記と日本書紀は、
内容が共通する部分が多く、
二つを合わせて記紀神話(ききしんわ)と総称しています。
  

古事記は、
各地の豪族との戦いに
勝ち抜き王権を確立した過程を
神話として表現しており、
出雲神話が大きな位置を占め、
天皇家の正当性を示すものとなっています。
  

また、日本書紀は、
国家の歴史書であり、
中国や朝鮮の書物、
寺院の縁起など幅広く収録した
国外向けの通史となっています。

だから、出雲の記事は
日本書紀には登場しません。
  

古語拾遺(こごしゅうい)

古語拾遺は、
平安時代の神道資料で、
官人の斎部広成(いんべひろなり)が大同2年(807年)に編纂しました。
  
古語拾遺が編纂された目的は、
愁訴陳情書説と調査報告書説があり、
現在も研究中です。
  

忌部氏中臣氏は、
朝廷の祭祀を司る豪族でしたが、
大化の改新以降、
中臣氏の政治的勢力が増し、
祭祀職も中臣氏だけが就くようになりました。
  
そこで、忌部氏は古語拾遺を編集し
復権を狙ったと考えられていました。
これを愁訴陳情書説といいます。
  

現在は、朝廷が行う法制(式)整備のため、
格という事前調査に対する
忌部氏の報告書とする説が有力
です。

これを調査報告書説と言います。
  

ちなみに、神社検定
古語拾遺から出題されます。
  
 

きゅろ

このブログの管理人、きゅろです。
スピリチュアルなことが大好きで、
小学生のやんちゃな娘と
私にとってのメンターで
がんばり屋な主人と
暮らす主婦です(*^^*)

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