小祭(しょうさい)とはなんでしょう?















神社などで行なわれる数々の祭祀のうち、
大祭や中祭以外の祭祀の事を言います。


詳細を解説しますね。


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小祭(しょうさい)とは?

小祭(しょうさい)には、
二つの意味があります。


皇室祭祀令(こうしつさいしれい)で
定められた小祭と神社の大祭、中祭、小祭です。


皇室祭祀令の小祭

皇室祭祀令は、
皇室の祭祀に関する法令で、
明治41年皇室令第1号が制定され、
昭和22年に廃止されました。


現在もこの法律に基づいて
宮中祭祀が行われているんです。


この法律は、

第一章で総則
第二章で大祭について、
第三章で小祭について決めています。



この法律によれば、
小祭は、天皇が皇族および
官僚を率いてみずから拝礼。

そして、
皇室の宮中祭祀を担当する
部門である掌典長(しょうてんしょく)が
祭典を行う祭祀するんです。


またはこれに準じて行なわれる祭祀を言い、
当日の潔斎(けっさい)、
最高儀服の着用、
出御の場合には
剣璽(けんじ)の奉戴(ほうたい)があります。



ここで言う、潔斎とは、
神仏に仕えるため、
酒肉や男女の交わりを避け、けがれた物に触れず、
心身を清らかにしておくこと
を言います。



斎戒ともいいます。

また、剣璽とは、
三種の神器天叢雲剣
八尺瓊勾玉の二つを併せた呼称で、
剣璽の奉戴とは、
これらを持ち合わせることです。


この法律で小祭に指定されているのは、

  • 歳旦祭(1月1日)
  • 祈年祭(2月17日)
  • 賢所御神楽(12月中旬)
  • 天長節祭(毎年の天皇誕生日)
  • 先帝以前三代の例祭(毎年の崩御日)
  • 先后の例祭(毎年の崩御日)
  • 皇妣たる皇后の例祭(毎年の崩御日)に相当する日
  • 式年祭(崩御日)

です。また、


皇后、皇太子、皇太子妃、皇太孫、
皇太孫妃、親王、親王妃、内親王、
王、王妃、女王の霊代

を皇霊殿に遷(うつ)すとき、
小祭に準じて行なわれます。


神社の小祭

神社では、神社祭祀規定で

  • 大祭
  • 中祭
  • 小祭
  • 雑祭(大中小祭以外の祭り)

を区分しており、

小祭には月次祭、除夜祭、日供祭などがあります。


奈良・平安時代でも、
このような区分をしていました。

斎戒の長さに応じて、
大祀、中祀、小祀としている点は
現在と異なりますが、
根底にある思想は同じで、どちらも斎戒が重視されています。


  • 月次祭
  • 月ごとの決まった日に行われるお祭りです。
    皇室国の繁栄地域と氏子の安泰を祈るお祭りです。

  • 除夜祭
  • 大晦日の夜に行われる、
    一年を締めくくるお祭りです。
    一年の無事を感謝し、心身を清め、
    新しい気持ちで新年を迎えます。

  • 日供祭
  • 神様に、毎朝、お供え物をし、
    これを召し上がって頂く神事です。
    日供は毎朝行われる「日供祭」でお供えされます。
    お食事物を差し上げ、地域と氏子の安泰を祈ります。
    主に米、酒、塩、水が供えられます。


お祭りにもランクがあるんですね。

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