言霊(ことだま)とはなんでしょう?












私たちが日常的に使っている言葉には、
実は、魂、霊が宿っており、

古代日本では、それが実際に、表面化すると
考えられてきました。




現代でもその発想は生きてるんですね( *´︶`*)

詳細を解説します。

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言霊(ことだま)とは?

言葉の語源は、
ことのは(言の端)です。



奈良時代以前は、
言葉ではなく(こと)と言っていました。



奈良時代の万葉集では、
「ことば」は、言葉、言羽、辞
3種類の漢字が当てはめられています。



言に端を発する軽いものという意味です。


出来事を示す「こと(事)」がありますが、
実は奈良時代以前は、同じ意味でした。



「言葉を発すると何か出来事が起こる」わけです。



古代日本人は、
「こと」に霊が宿り、
その霊が力を発しある出来事を起こすと信じていました。



これは一種のアミニズムで言霊思想といいます。


漢字を発明した中国では文字を重視しました。



漢字が書かれたお札や巻物が威力を発揮するのです。
このことは、言霊思想は、
中国から伝わったものではなく、
日本固有の思想であることを意味します。


人名言霊であり、
名を明かすことは、相手に命を渡すことでした。



古代から平安時代後期頃までは、
本名は、近い親族のみが知っていて、
他人には隠されました。



これを言事融即(げんじゆうそく)と言います。

清少納言や紫式部の本名を言える人が、
現在、居るでしょうか。



平安時代でさえ誰も知らなかったのですから、
現在、彼女達の本名を知る人は居ません。


シャーマンが居た時代を想像してみましょう。
卑弥呼などの巫女が神がかりになって、
神託を受け、言葉を発しました。



この言葉は大きな力を発揮すると信じられました。
これが起源となり言霊思想が発達していったのです。


時代が下ると、神託占いに変わりました


占いで使用される言葉から呪文が発生しました。
人を恨んだりする黒呪術や、
人を幸福にする白呪術で、呪文が使用さたのです。



これらの事例は古事記などに多く見られます。
他にも、諺や和歌に力が宿ると考えられていました。


科学が発達するにつれ、
呪文は姿を変えていきました。



呪文は、やがて神道の祝詞(のりと)に成りました。



明治から昭和にかけて活躍した民族学者、
折口信夫(おりくちしのぶ)は、
祝詞を、神授の言葉、神への祝福辞の寿詞(よごと)、
聖霊に対する祝福辞の鎮護詞(いわひごと)の3種に分類しました。



明治まで呪文が残っていたのです。



また、仏教伝来以降、意味不明なお経が唱えられてきました。

現代でも、お経や祝詞は力を持った呪文であり、
言霊が宿ると考えられています。


魔法の言葉である『ありがとう』も大切にしたいですね。

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