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狛犬の歴史が知りたい!
中国からどんな風に渡ってきたの?

狛犬が中国から来たって
ご存知だったんですか?




もっと昔に遡れば、
はるか昔のオリエント時代まで
行くんですけど、



現在の私達に一番、通じているのは、
中国から渡ってきた唐獅子(からじし)なんです。(^^)



調べてみると、
本当に面白くて興味深いんですヨ!!



時代別に
詳細を解説しますね♪

それではいってみましょう~

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中国での狛犬の起源とは?

 中国 漢の時代(紀元前206年~紀元後202年)

中国の狛犬の起源は
前漢の第7代皇帝武帝まで遡ります。


武帝は、シルクロードを通じて、
ローマ帝国やエジプト・ペルシャなどから
様々な物産・宝物を収集していました。



宝石はもとより
銀製品、ガラス製品、イスラム陶器、
イスラム陶器・ペルシャ絨毯、など、
トータルで何十万点もの高価なものが、
集まったと言われています。



逆に中国からは絹や陶磁器
お茶・香料・漆器など
アフリカ・ヨーロッパに流れていったので、

この流通経路は絹の道(シルクロード)
呼ばれているんですね!(^^)



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また、
武帝は長安の南方に
上林苑(じょうりんえん)という
皇帝専用狩猟地まで造ったそうです。



周囲、150kmもあるというから庭園というより、
広大なひとつの国。^^;


大きさでいうと、沖縄県がすっぽり
うまってしまうくらいの大きさだそうです。



しかも、
人工的に激流砂浜まで作りあげ、
10以上の宮殿や6つの
70もの離宮があり、
どれも馬を一万頭・馬車1,000台を収容できるほどの大きさ!!


まさに、権力を誇示するというか、
皇帝ならではの規模で、
むちゃくちゃな事をやっていた訳ですね^^;


その中で各国から献上された
奇獣奇鳥、珍鳥などを
放し飼いにして、狩猟をしていました。














ライオン(獅子)もその中に居たんですね。



中国の唐獅子

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 中国 唐の時代(618~907年)

時期を同じにして
インドから仏教も中国に伝来しました。


仏教でお釈迦さまが説法する台座のことを
獅子座といいます。



インドで
ライオンは百獣の王と言われるように
王権の象徴であり、
権力を誇示するシンボル的な存在だったんですね。



だから、


その台座の左右に
ライオン(獅子像)が掘られました。



それが、漢以降の時代になると、
宮殿墳墓(ふんぼ)の参道、廟(びょう)等に
獣の石彫石刻の文人・武人の象を
配列する風習が一般化しました。


石彫の獣とは、きりん・象・らくだ・馬
などの動物のことです。


それらが宮殿や墳墓の周辺に
飾られるようになった
わけです。


仏教の影響もあり、
左右一対の形式で定着しやすかったのかも
しれませんね。



ライオン(獅子)も
中国古来から伝わる霊獣と融合されて、
新たな霊獣として唐獅子(からじし)と
呼ばれるようになりました。


霊獣とは架空の動物のことで、
他にも(ひ)・白澤(はくたく)・馬腹(ばふく)
などがあります。

白澤は神の使いとされるので
神獣と呼ばれていますが、
蜚と馬腹は人に災いをもたらすので
災獣扱いされています。


ちなみに、唐獅子は強さの象徴であり、
縁起のいいものとして捉えられていたので、
中国では独自のものに変化
していきました。



日本へ渡った狛犬

 日本の平安時代(794~1185年)

中国に遣唐使として渡っていた日本人が、
帰国してから、
宮中に、中国の獅子座思想を持ち込みました。


その時は、
仏教の仏様は、
日本古来の神様のひとりとして置かれました。


だから、

仏様の守護獣として一対の獅子とされ、
墓所や寺院やの入り口に置かれた
という訳です。

ただ、

中国の獅子像と狛犬は、基本的に違います。


中国のように同じ獅子を左右に配置するのではなく、
片方には別のものを配置したいという、
左右非対称(アシンメトリー)な配列を好む
日本特有の考え方が反映されたとも言えるのです。


そこで、


獅子とは違う想像上の霊獣として
狛犬」が生み出されたという訳ですね。

神仏習合時代に成立した本地垂迹説で
仏教の本地仏
仮に姿を現した神社の御祭神とされました。

だから、

御祭神を守る霊獣とされた狛犬も、
仁王と同じように阿吽の表情をするようになったんだそうです。




日本に獅子が日本に入った時、
獅子と狛犬」という形式に変わったんですね。


狛犬の阿吽の呼吸は霊力の証

向かって右側が獅子、口を開けているもの。

向かって左側が狛犬、口を閉じているもの。

これを阿吽の形式といいます。



阿吽とは、
双方、息がぴったり合う事を指し、
私達もよく使いますよね(^^)


先にも書きましたが、

寺の山門にある仁王像と同じスタイル

獅子、仁王像
君主や神・仏を守護するという役割は同じ。

だから、

守護獣としての狛犬や獅子も
阿吽のスタイルになったということです。



同時に阿吽は、神聖な霊気を示すものであり、
霊獣とされた日本の獅子・狛犬にふさわしいもの
とされているんですね。

時期でいえば、平安時代後期
これが日本の「狛犬」の始まりと考えられています。


終わりに

狛犬は、私達が参拝する神社には必ず存在する
霊力を持った霊獣です。



狛犬すべてがそうではないかと思いますが、
やはり神社にいらっしゃる狛犬には、
魂が宿っていると思った方がいいですね。



だから、
むやみに、触ったりするのも、
控えた方がいいみたいですよ。

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